債務整理で弁護士相談する時のポイントは?

債務整理で弁護士相談する時のポイントは?

 

債務整理とは、主に借金過多に苦しんでいる個人の方々が、今後どのように負債を返済していくか(任意整理、個人再生)?それとも、返済をあきらめるのか(破産)を選択するための手続です。

 

債務整理をする必要がある場合は、ほとんどの場合は弁護士に相談をして、債権者らとの交渉をしてもらうことになるでしょう。
そこで、手続きを法律事務所に依頼する場合の大事なポイントについて、大きく2点にまとめてみたいと思います。

 

債務整理で弁護士相談する時のポイントその1.信頼関係

まず、弁護士との信頼関係を構築することに全力を尽くすことです。
整理をする依頼者と弁護士というのは特別な関係です。

 

とは言え、突き詰めるとあくまで他人同士でありますので、まずは信頼関係を構築しなければ、手続きも円滑に進まなく可能性があります。
弁護士もボランティアでやっているのではなく、あくまで仕事として、ビジネスとして債務整理の業務を取り扱っているという認識が重要です。

 

たとえば、依頼者が資料をちゃんと出してくれない、連絡がつかない、依頼者がまるで他人事であるように真剣に取り組まない、ということがあれば、案件に対するモチベーションも急激に下がり、他の案件よりも後回しにされてしまう危険性すらあります。
そのような事態を避けるためには、連絡は優先的に対応するなど、なるべく早く信頼関係を構築できるように、誠意ある対応をする必要があるでしょう。

 

債務整理で弁護士相談する時のポイントその2.見積もり

次に、弁護士費用について、事前に見積書をもらうなどして、明確にしておくことです。
お金の問題は、事前にしっかりと決めておかないと、後でふっかけられる可能性もある、極めて重要な問題です。

 

このような事態を防ぐためには、法律事務所に事件を依頼する前に、事前に十分な説明を要求することが重要です。
ほとんどの弁護士は、費用について敏感ですから、依頼者から説明を求められると、誠意ある対応をしてくれることがほとんどです。

 

このように、債務整理をするにあたっては、上記2点をまずは押さえておくことで、満足できる結果を得られる可能性が高まるでしょう。
重要なことなので、しっかり認識しておきましょう。

 

債務整理で弁護士相談する時のポイントその3.債務整理費用

借金の返済が不可能になったら、法的手続き方法を行う必要があります。
そして債務整理は法律事務所に依頼をするのが一般的です。

 

弁護士に依頼すると、最低でも30万円程度が掛かります。
これは債務整理をした後に支払わなければならない金額です。

 

法律事務所への料金は、手続き後も無しになりません。
債務整理をするくらいお金に困っている状況なのですから、弁護士と相談して低額ずつ返済をすることも可能です。

 

30万円ならば、まともに働いている人物ならばすぐに返済ができる金額です。
法律事務所に相談をする際には、まずは方法として無料相談をしてみると良いでしょう。

 

相談料が無料、といっても殆どの事務所は初回の30分のみが無料、などと制限を設けています。
無料期間を過ぎると、その後は30分五千円などと高額が掛かってしまうので注意が必要です。

 

債務整理を行う人物は、ストレスからショッピングにはまってしまった、ギャンブルにはまってしまった、異性との交際にお金を費やしてしまった、といった事情を抱えている人が多いのですが、その癖を改めなければ今度は危険な金融業者からお金を借り入れてまで癖を続けてしまう可能性すらあるので注意です。
手続き後は消費者金融も銀行も貸し付けてくれなくなるために、欲のために危険な業者から借りてしまう人もいるのです。